日曜日の静寂

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今では信じられない!昔はそうだった! - 2

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タバコ

やっぱり、今と昔を比べるとタバコほど環境が変化したものはありません。

タバコを吸っている人が一般的という文化

70~90年代に子供だった人は、大人がそうだったというので記憶している方も多いでしょう。
TVで、国会が流れると国会で、質問されている大臣が自分の席でタバコを吸っている。
そんな絵を見たことがあると思います。当時はまだ大人になったらタバコを吸うのは一般的でした。
当時はタバコは専売公社というようは、国が作った会社で塩とタバコは独占販売していました。
だから、町のタバコ屋さんには【タバコは地元で買いましょう】みたいな看板もよく見たものです。塩っていう看板がタバコ屋さんにかかってたりもしましたよね。
そういえば、今21世紀の現在でもカノ国ではトップだけは議会でタバコ吸ってましたね。。。w

鉄道でタバコが吸えた!

今やタバコを吸える列車は東海道新幹線だけでしょうか?
昔は、タバコが吸えるのが基本で、90年代くらいから、禁煙車という車両ができました。
当時は座席には灰皿がついていました。
ちなみになぜ鉄道と書いたかというと、この世代だと、まだ汽車も結構走っていましたので電車と書くとずれが生じるからです。

もちろん旅客機内でも吸えた!

同じように、飛行機内でもタバコは普通に吸えました。
今の旅客機でもシートベルト、携帯電話、たばこの禁止マークがありますよね?
考えてみたらもともと全席禁煙なのにタバコ禁止マークってちょっとおかしいといえばおかしいですよね。
これは、昔は吸えた。その名残ですね。

タクシーだってすえるのが当たり前

同じように、タクシーだってタバコを吸えるのが当たり前でした。
僕がタクシーに乗るような年齢になったときは、まだ吸えるには吸えましたが、運転手さんに確認を取ってから吸うのがマナーみたいな時代になっていましたね。

タバコCMが当たり前

私が小学生のころ、F1を見始めたころ、ヨーロッパの一部(フランスやカナダなど)は、たばこ広告が禁止されていました。
まだ少数だったので、セナがいるマクラーレンチームは、背中に大きくMarlboroと書かれていたのが、フランスGPになるとバーコードになったものです。
フェラーリも同じMarlboroをスポンサーに、ロゴを入れていたのですが、たばこ広告禁止の国に行くと、Marlboroという文字が消えて赤と白の旗のようなマークになってタバコのロゴが消えました。
ごく少数のたばこ広告禁止の国を除くと世界的にもタバコについてはおおらかな時代で、F1に至っても、ほぼすべてのチームのスポンサーに必ずタバコがスポンサーについていました。
ちなみにJTがスポンサーするということではなく、マイルドセブンとか、セブンスターといった銘柄でスポンサードします。
当時は日本のタバコの広告は日本国内でしか展開していなかったのでF1にはほとんどいませんでしたが、世界的なたばこメーカーでいえば、Marlboro、CAMEL、ジタンズあたりは何チームにもスポンサードしていたり。
F1のたばこ広告は2000年代まで続きます。
コンストラクターズチャンピオンとをった時のルノーチームにはJTから、メビウス(マイルドセブンの名将を変更したもの)がスポンサーにつき、メビウスのカラーであるブルーを基調にしたマシンカラーでした。
同年代には、佐藤琢磨が所属したBARホンダは、BATが作ったチームでBATとは、ラッキーストライクなどのたばこブランドを有するたばこメーカーです。
そのころ2000年ころまでは日本のTVCMもタバコCMがかなり多く展開されていて、各銘柄ごとにCMがありました。
日本のタバコは、過去には政府が作った専売公社で作って販売していた関係もあって、JTがほぼ市場を独占しているような状態だったので、たばこのCMと言っても、JTが各銘柄に合わせて作ったCMでした。
これも、タバコを吸わないのが普通という時代になり、次第にタバコを吸うことが良しとされない時代になっていき、CMなども規制が入り、今やタバコCMなんてありえない時代になりました。

風刺のきいたCM~禁煙パイポ~

タバコCMがTVを席巻している時代に、逆を行く商品が開発されました。
それは今もなお販売されている禁煙パイポです。
当時はミントとフルーツというフレーバーの、要は匂いがする液体が私に見込ませてあるタバコ風の棒です。
それが開発されCMが流れました。
これはタバコではないですから。別に子供でも買おうと思ったら買える商品でした。
何度か親父が買ったパイポをパクって吸ってみたけど、要はミントの香りがする空気を吸い込んでいるにすぎません。
まあ口が寂しい人がタバコをくわえないようにする効果はあったかもしれませんね。
当時はまだまだタバコは吸ってて当たり前の風潮でしたがちょっとずつタバコって体に良くないよね?
と言われ始めた時代でもあって、辞めたいという人も出てきている時代でもありました。
そんな中でマルマンが出したのが禁煙パイポです。
なによりこのCMがインパクトがあって、今でも歌まで口ずさめますw
3人目の背景がちょっと艶っぽい赤に反転して私はこれで会社を辞めました。は、子どもには半分意味が解らなかったものです。
しかし、友達などが親から小指は女っちゅーことだなんて聞いてきて、【あー女で会社を辞めるんだ、なんで?】くらいの理解をし始めるのです。
これも今の時代、こんなCM、コンプライアンスがどうとかで絶対流せないだろうなと思う一品ですね。

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