日曜日の静寂

静かに。そして、強く生きていきたい。一口馬主とFXと。

今では信じられない!昔はそうだった! - 4

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TV~おおらかな時代のテレビは過激だった~

TVほど今と昔が変わったものもないかもしれませんね。
そもそも、1970年代後半にやっとカラーテレビが普及しているのです。
それまでは白黒が普通だったわけです。当然、写真もです。
私はかろうじて幼少期の写真のほとんどがカラーですが、1つ2つ上の先輩になると幼少期の写真は白黒というそんな時代です。

ポロリ?ゴールデンタイムにおっぱいがw

今の時代でも、深夜帯の番組だとまれにポロリもあるのかもしれませんが、70~90年代はゴールデンタイムにポロリなんて普通でした。
女性アイドルを集めた水泳大会で騎馬戦になるとなぜか登場するのがセクシー女優たち。
ドリフで池やプールが出てくるとなぜか水着の女の子が。
バカ殿に出てくる女中に必ず1人は名前がわからない女の子が入っていて、大体志村けん扮するバカ殿が帯を取り始める。
僕たちはそれを見ておおぉ!って食い入るように見ていたものです。

ドラマの上司は必ずタバコ

やはり、TVドラマでも上司役はほぼ100%煙草をくわえていました。
部下が何か言っているのをタバコをくゆらせながら聞くのが当然というようなシーンでした。

血が飛び出るシーン

現在も100%なくなったわけではありませんが、このころは普通に血が飛び交うシーンがたくさんありました。
時代劇といえばチャンバラで、切られれば血が出ます。
刑事ドラマでは刑事は必ず拳銃を持っていて犯人にぶっぱなします。
西部警察なんて、ボスはショットガンですからねw
しかも車にハコ乗りしてショットガンです。
舘ひろしさんも、バイクのハンドルから完全に手を放しショットガンです。
技能としてできるかできないかじゃなくて、今の時代だと絶対そんなシーンを俳優に撮影させようとしないでしょうし、そもそもそんな道交法違反のシーンを放送したら、怒られちゃいますよね。

プロレス番組の衰退

私の住む田舎では今でもテレビ朝日系列の地方局がありません。
だから、もともと新日本プロレスは別系列の地方局で夜中に放送はしてくれていましたが1か月くらい遅れていましたし、当時からAM3時くらいの放送で、あまり見てきませんでした。
当時はやはり全日本プロレスですね。たしか土曜の19時だったと思います。プロレスが終わるとフジ系列でひょうきん族です。
そのプロレスが小学校も高学年に差し掛かることには全日本プロレスの放送も夜中に移りました。
これよりもっと前、馬場・猪木が最前線の時代、もっと前の力道山が全盛の時代はTVといえばプロレスだったのです。
視聴率50%なんて当たり前という時代もあったらしいです。(さすがに僕も知らないですw)
番組がどんどん深夜枠に移るというのは視聴率があまりよろしくないからであって、ちょうど衰退するくらいのタイミングが僕の幼少期です。
今の時代は衛星放送にインターネット配信というものがありますので、無理に地上波で流すより、見たい人にお金を払ってみてもらう方がよほど効率的です。
TVに頼らないプロレスの形が確立してきているので見ていて頼もしさすら感じるようになっています。

電話~女の子に電話できないワケ~

今は携帯電話が普及し、もっていない人の方が珍しい時代です。
しかしそれも90年代後半になってからのこと。
これほどギャップのあるアイテムもないのではないかと思います。

一家に一台の固定電話

私が小学生の頃は黒電話が当たり前でした。
小学生の僕たちが電話をかけることがあるとしたら、明日友達と行く映画にどうしてもいけなくなったとか、学校から連絡網で連絡が回ってきたから次の家に掛けるとか。
そのくらいしか用事がなかった時代です。
ほとんどの場合、家の大人が出ますから、連絡網の電話の時は。●●と申しますが、▲▲さんはいらっしゃいますか?
みたいな。大体お母さんが出るので、ああ●●君ね。今▲▲はお風呂に入ってるからあとでかけ直させるね。
みたいな。で、電話の前でずっと待ってるみたいな。
当時先生が作る連絡網は必ずと言っていいほど男→女→男といった感じで男女を混ぜてきやがる。
女の子に電話するなんてこんな時しかないから緊張したもんだ。
ましてや好きな子に電話なんて、考えられもしない。連絡網の紙で電話番号はわかってるんだけどそこに掛けると母親か父親という大きな壁が立ちはだかるのがわかっている。ましてや父親なんて出た日にゃ、ぶっ殺される!くらい電話というのは高い壁だった時代があるのです。

ポケベルが鳴らなくて

90年代は若者と企業が中心になってポケベルが大流行しました。
まだ携帯電話は、自動車用の移動電話という扱いで、高級な、社長が乗るような車にまれに付けている人がいたという時代で電話料金も1分300円とかの時代ですかね。
そして、平野ノラさんが持っているセカンドバッグみたいな黒い大きな電話。
あれ、実際にバリバリの営業マンが持ってるのは何度か見たことありますね。
営業マンは連絡してなんぼですからね。
そういう営業マンは会社からあの大きな電話を持たせて移動するオフィスを持たせるみたいな感じですかね。
要はほとんどの一般人は固定電話か公衆電話しか電話はありません。そんな時代です。
営業マンであれば、外回りしていると、今みたいに携帯電話はありませんから、お前どこにいるんだ?至急課長に連絡取ってほしいみたいなときに連絡の取りようがないんです。
定期連絡と称して1時間に1回とか電話をかけさせるみたいなルールを取っていたところもありますね。
そんなところに現れたのがポケットベルです。
このポケベルは、1台1台に電話番号が振られていてそこに掛けると、ポケベルが鳴るんです。だからポケットベルという名前なんですが。
初期のころは、ポケベルを鳴らした電話番号が見えるので、折り返し電話をするというう仕組みですね。
親戚のおじちゃんがポケベルを持っていて、ブーブーなったらちょっと電話借りるねと。どこかに電話すると。
あー仕事やったわーってよく言ってたな。
若者はこれを使って何をするかというと、今から電話するよとベルを鳴らすわけです。
そうすると受けた相手は電話の前で待機。5分後に掛けると当人が出ると。
先ほどの、壁を取っ払えるわけですねw
時代は進化する方向にしか進みませんからポケベルは、電話番号だけじゃなくて数字を送れるようになります。
お互いにルールを決めてポケベルで会話し始めます。
お休みは0843とか、おはようは0840みたいな。いまのLINEのごとくポケバルト固定電話で会話したものです。いとこのねーちゃんは僕より5つほど上だったのでどんぴしゃのポケベル世代でした。
家の黒電話に、プッシュ回線の電話を付けてコードレス電話の子機を買って、自分の部屋でたぶん彼氏とポケベルぴっぴをやってたな。
そんなポケベルも今はサービスが終了してしまった。これだけ携帯電話機器が普及するとさすがに要らなくなりますね。

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