日曜日の静寂

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今では信じられない!昔はそうだった! - 3

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円安?円高?為替レート

2022年の夏は、円安だ円安だと言われる為替相場になっています。
130~140円で推移しているのですが、今回設定した1970~1990年代というのは激動の為替レートの時代です。
1985年までは、ドル/円相場は220~250円程度で推移。今の時代から見ると実に100円近くも円安でした。
そしてこの時代日本は高度成長期と言われる時代でした。
そして、1985年9月22日にプラザ合意がなされます。
そこから急速に円高が進み1年で一気に160円台そして、120円台へと暴騰します。
当時小学生だった私は、母親に連れられスーパーに買い物に行くと看板にでかでかと円高還元セールと書いている看板をどこに行っても目にしたものです。
日本人から見ると、1ドル200円というレートで仕入れたバナナは、利益を乗せると売値が250円などになるわけですが、同じバナナを1ドルで仕入れたとして円高になって160円で仕入れてこれば利益を乗せても200円は切れます。180円とかで売ることができますよね。
なので、輸入に頼っているような商品は円高による割安感が出て、円高還元セールや円高差益セールとして安く売られていたものです。
石油についてはこの原理で行けば円高差益が出る品目ではあるのですが、第二次オイルショックが1982年にあり、177円まで暴騰しており、その後じりじり下げてはいますが、1985年では145円程度でした。
考えてみると今のガソリン価格とそんなに変わりませんよね。確かに高いですがそう考えるとあまり変わっていないような。。。

輸入品が安く買える時代だから・・・バブル景気も相まって・・・

プラザ合意のあった1985年ころから90年代初頭までのことをバブル景気といいます。
日本国内では銀行でお金を借りて土地を買って少し寝かせてから売れば、買ったときより売った時の方が金利を考慮しても高く売れるという時代でした。
地価が天井なく上がり続けた時代です。
世界で見ればドル安状態で日本では円高・ドル安の時代です。
輸入品を安く買える時代でした。
バブル景気で借金をすればするほどもうかる時代です。
円高も相まって、輸入外国車が安い時代。ベンツ、BMWが当たり前という時代です。
私は小学生から中学生くらいの頃ですが。私の周りの親でバブルで浮かれている親はあまりいなかった気もしますw
私の父はバブルだからと借金して土地を買うみたいなことも一切せず、電電公社がNTTになって株式公開しても手を出さず。国鉄がJRになっても手を出さず。コツコツトラック運転手をしてきました。晩年病に倒れ死に至るまでその会社に勤めあげました。
だから、当然借金らしい借金もなく。お金持ちでもないですが。我々家族が幸せに暮らせるだけの稼ぎと釣りとパチンコというささやかな趣味を全うし旅立ちました。
バブルとは、泡のことですが、その世代に若くいた父や母を見ていて、まったくそういうのが無かったので私から見たら、外国での出来事のように見えます。
東京では当たり前だったのかもしれませんね。
なので、トレンディドラマなども、バブル世代の若い人たちがバブルの中を渡っていってほれたはれたのラブストーリーなので、どこか、異国の出来事のように思ってみていました。

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