政府による介入?~その時あなたはどうする?~

ロングを入れるべきかショートを入れるべきか・・・

介入があった場合、その時点までのトレンドや値の位置など考慮に値せず一気にどちらかに振れるものです。
今回、介入があるとしたら円高方向（150円が140円に向かう方向）に向かうわけですから、現時点でさらなる介入があると考えるのならSell、ショートポジションを持つことで介入が発生した時点で、大きなプラスを作ることができます。
介入を観測してから動くのであれば、介入観測を確認した直後に売りポジションを持つか、介入によって底を確認したのちにBuy・ロングポジションを持つことで反転する分を掠め取ることができるかもしれません。
さて、その天底をどうつかむのか。。。これが難しいですよね。

余裕を持った指値指定で

介入に合わせてトレードを行おうとするというのは、政府・日銀が介入でどのくらいの相場に到達した時に、どのくらいまでに持って行こうとしているかを読むことになります。
正直私はこの種の予測は苦手ですから、切りのいい数字を目途に指値を入れることが多いです。
例えば今なら、覆面介入で145円前後を目指しても、すぐさま反転して150円に向かいそうだというのは3度の覆面介入で露呈しました。
145円ではすぐ戻します。
では、次に政府が試すとしたら140円前後ではないかと考えるわけです。
今であれば、まず150円前後をめどに介入に入りそうというのがわかっていますから、指値150~151円でショート（Sell）、テイクプロフィット500pips（5円の円高になれば決済）SLは、153~155あたりに入れておくと保険がきくかもしれませんね。
逆に介入があった後の反転を狙うのなら、指値140円でロング（Buy）、TP500pips（5円円安に戻したら決済）SL135円あたりというのがいいかもしれませんね。
介入は動きの大きいものになりますので、普段スキャルピングなどを行っている方は、トレードそのものの見方を変えてみる必要があります。
SLもTPも大きくなります。時にSLも、普段は30pipsや50pipsあたりに入れているような方でも、100~500pips単位でSLを入れるようにしないとボラリティの高いタイミングですし、スプレッドが開いて、何もしていないのにSLにかかって決済なんて目に合うこともあるかもしれません。
よって、投下ロットも普段のような考えではなくSL値に至った場合の損害金額を元にロット数量を計算しましょう。
うまくハマれば大きな利益を確定できますし、失敗すると大きな損失につながります。