一口馬主研究会

3歳馬の勝ち上がり率がすごい!~サラブレッドクラブライオンは生まれ変わったのか?~

美和
今回の一口馬主研究会は、サラブレッドクラブライオンですね!

静寂さん
うん。僕はライオンを中心にポートフォリオを展開している。僕は、18年度産駒のライオンからスタートして、当時はずいぶんな言われ方もしたもんだけどねw

美和
サラブレッドクラブライオンというのはどのようなクラブなんでしょうか?

静寂さん
設立当初はねジョイ・サラブレッドクラブというクラブだった。社台はダイナースがバックボーンにいて(だからダイナ○○、●●ダイナみたいな冠名が多かった)、ジョイにはJCBがついてた。
そして、その後、ジョイはクレディセゾンがついて、サラブレッドクラブセゾンと名を変えた。
そしてその後に自動車販売のG-LIONグループの田畑オーナーがセゾンを買収して今のサラブレッドクラブライオンになった。
クラブ全体を通して代表的な馬はやはりドリームパスポート、ドリームバレンチノあたりになるのかな。
現役馬では、重賞勝ち馬で21年宝塚記念2着のユニコーンライオンがいるね。

美和
ライオンより前はどのようなクラブだったのでしょうか?

静寂さん
ジョイ時代はあまり活躍馬もいなかったのかなと思うけど、いま、インゼルやノルマンディあたりでやってるような募集馬を超小口にしてパックセットみたいな感じの制度があったりして当時から面白い制度をやってたみたいだね。
セゾンになってからはドリームパスポートの影響で一躍走るクラブと着目されたのかなと思う。
当時は一口クラブの再編期かなと思われ、小さなクラブだったキャロットクラブがノーザン系クラブへと変貌し、質のいい募集馬が集まり始めたころだね。

美和
ライオンになってからはどうなんでしょう?

静寂さん
セゾンの晩年あたりから、高額になる募集馬を目玉募集馬として何頭か準備しているようなラインナップになってきていて、これがまたうまくいかないもんなんだよねw
DMMのラヴズオンリーユーのように走ってくれればまた違うんだけど、高額馬ほどうまくいかない。。。
ここ数年でも募集価格程度に走った高額馬はユニコーンライオンくらいではないかな。
そんなこんなで、高いし走らないというレッテルが貼られたタイミングでクラブはサラブレッドクラブライオンと名を変えていくことになった。

美和
生まれ変わったと考えられるのはいつ頃からですか?

静寂さん
まだそうだとは言えないけど。なんか募集馬の質が変わったかな?と思われるのは17~18年度産駒あたりからかな。
まず積極的にセレクトセールでノーザンF、社台F生産馬を多数落札し始めた時期だよね。
18年度産駒でいればテンカハルとブレイブライオンは当時の落札価格でNo1レベルの落札価格で落としてきた。
両馬とも目玉募集馬として、5000口募集で1口の支払価格を抑えつつも募集していたけど、テンカハルはデビュー前に骨折、ブレイブライオンは新馬戦2着から数戦を経て屈腱炎と、どうにもうまくいかない感じだけどね。
18年度産駒は明らかに募集馬の質が変わったのは間違いないね。
これは、セゾンからライオンに変わったのが2015年。おそらく2015年に募集をかける予定の14産駒、また16年に募集をかける15年度産駒あたりまではセゾン時代のラインナップだった可能性がある。
17年度産駒は、実質初年度の可能性があって、まだ手探り、18年度産駒で自分たちの思った感じで募集馬を集め、そして19年度産駒で、本気を出した。そう考えてる。

美和
ただ、そんな中でも18年度産駒の成績はあまりよろしくないですよね。。。?

静寂さん
そうなんだよ。先の2頭の怪我や病気がまず痛かったよね。ブレイブライオンについてはこの記事を書いている22年1月の時点でまだ未勝利だ。テンカハルは2勝Cへと出世しているが募集価格からするとまだまだ全然物足りないよね。
そのうえで、ハーツクライ産駒が3頭いて、3頭とも3歳未勝利戦があるうちに勝ち上がることができなかった。
バトルフロントに至っては、ノドナリからの手術でデビューしてから全くいいところもなくサラオクから地方行きって塩梅だしね。。
ただ、他の馬たちも含め、どの馬も頓挫があってなかなか思うように進められなかった世代ではあって、成績は残念ではあるが、クラブの本気度がうかがえるラインナップであったのは間違いないかなと思ってる。

美和
そんな中でも18年度の稼ぎ頭がロンコーネで、ライオン由来の血統ですよねw

静寂さん
そうだね。僕は、ロンコーネをたまたま一口もつことができて、そのためライオンには期待したい度合いが強くなっちゃったのはあるね。
もし持ってなかったら、20年度産駒は1頭も行っていなかったかもしれないね。現状これだけ勝ち上がっているのに、19産駒の自分のポートフォリオでは勝ち上がりが1頭だしw
自分の見る目を疑ってしまってもおかしくないよねw

美和
そして、黄金世代の19年度産駒へとつながるのですね。

静寂さん
そう。
まず、22年1月25日の時点で勝ち上がりは総勢25頭、デビュー20頭、勝ち上がり10頭という、とんでもない成績だね。
勝ち上がり確率は全体頭数で見ると40%、デビューした馬の頭数で言えば50%ということで、実にデビューした馬の2頭に1頭が勝ち上がっている。当然勝ち上がり率は全クラブ中No1だね。
2位がキャロットで、3割を切っているが、JRA全体の勝ち上がり確率が31%前後なので、3歳の1月時点で3割近いのもすごいが、その意味ではデビューした馬の5割の勝ち上がりをしているライオンの19産駒はちょっとバケモノががってるね。
また、ライオンの馬は高いと言われているが、平均募集価格は3000万を切る2900万円台と、ノーザン系のクラブよりは安く抑えられてるね。この中には募集価格1億のジーショウグンもいるからね。バランスが取れたいいラインナップになってると言えるんじゃないかな。

美和
なるほどなるほど。

静寂さん
そしてね。特筆すべきは半分が勝ち上がって半分がまだ未勝利とはいえ、その半分の未勝利の馬たちも掲示板レベルで好走している馬が多くて、順番が回ってきそうかなっていう馬が大挙しているんだよね。
ここまでくると、マジでスゲーなって話になってくる。

美和
ですよね。オーナーのポートフォリオでは、イエヴァンポルッカが勝ち上がっていて、あとは。。。インパクトベースンと、エメヴィベールですね。掲示板の経験もありますし、順番がいずれ廻ってきそうな感じはしますね。

静寂さん
ただね。次に大事なのは獲得賞金だ。
総賞金額で見ると、頭数の多いクラブは圧倒になるから平均賞金で見てみよう。
やはり、重賞馬を輩出しているクラブは平均が高くなる傾向にはあるよね。
だから、キラーアビリティ擁するキャロット、ドライスタウトを要するYGG、キングエルメス擁する広尾あたりが平均賞金としては高くなってるね。
広尾はそこそこの勝ち上がり率でもあるので会員はそこそこ満足できていると考えてもいいかな。YGGは、ドライスタウト一辺倒の様相だから、ドライスタウト非出資会員はちょっと辛いかもしれないね。

美和
その点でいえばライオンは、オープン馬0で平均賞金が459万、クラブ全体で7位です。(1月25日現在)

静寂さん
そうだね。ポイントはオープン馬0で、平均賞金459万っていうのも特筆すべき事項だよね。
勝ち上がり率の高さから来てるんだろうね。
最終的に世代としての平均獲得賞金が平均募集価格を超えればエクストラかな。そして、その可能性は大いにある。
キーポイントはオープン馬を何頭出せるかだろうけど。

美和
総じて、現在の時点でのサラブレッドクラブライオン19産駒を見てどう考えればいいのでしょうか?

静寂さん
僕は、17~18年度産駒あたりから、サラブレッドクラブライオンの中の思考が変わったと考えていて、それが花開いてきたのが19産駒あたりからなのかなと思っている。
だから、この思考のままで進むのなら、もちろん毎年とは言わないけどクラブ全体としてセゾンの終わりくらいよりもはいい成績を残すクラブになっていくんじゃないかと思ってる。
また、アルナシームをはじめ、有力そうな馬も現れてきているからね。重賞やG1なんていう夢もこのままいけばいずれは...って気もしているね。
過度な期待は禁物だけど、ダメだと言われるほどでもなくなっていると考えてもいいんじゃないかな。
今ならまだ自由に好きな募集馬に出資が叶うしね。少しラインナップ、頭数が物足りないなと思っている人気クラブ会員がセカンドクラブとして持つのもいいんじゃないかな。

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