日曜日の静寂

静かに。そして、強く生きていきたい。一口馬主とFXと。

一口馬主~キョウトシチー・タップダンスシチー・クラウンシチーと~ - 5

一口馬主研究会

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いよいよ復活の時。。。あのクラブが気になっていた。

ドリームパスポート。
メイショウサムソンと同期でディープインパクト世代の馬だ。
3歳の秋にはジャパンカップでディープインパクトの2着となるなどそれなりに活躍した馬だ。
このドリームパスポートは、セゾンサラブレッドクラブというクラブの馬で、クレディセゾンが運営していたクラブだ。
社台は、昔からダイナースと提携していた(なので昔はダイナ○○や●●ダイナという競走馬名の馬が多かった。有名な馬でいえばダイナアクトレス、ギャロップダイナなど。)。対抗意識というわけではないだろうが、セゾンがクラブを持っていた時代の有名な馬の一頭だろう。
このころ、シルクとキャロットが社台グループ入りして馬主ランキングも急浮上してきていたころだ。
キャロットシルクは2015年ではもう大人気クラブで、入会もそう簡単ではない。
そして、キャロットは昔からアワブラという制度があり、その母親に出資していた会員は優先枠があるという制度だ。
これがあるため新規入会は相当門が狭い。
セゾンは、親がセゾンということもあって、社台に行く言ことはなかった。
そして、このドリームパスポートがいたころのセゾンは競走馬の獲得賞金が高く。安定して走る馬がいたという印象だ。

走る馬

私のいう走る馬というのは、ダービーを勝ったとか、ドバイで勝ったというG1・重賞を勝てる馬だけではない。
自分の馬代金以上に賞金を稼ぎ、いつもレースで熱くさせてくれる馬のことを差す。
だから、2勝Cでもいいので、馬代金を稼いでさらに飼い葉代も稼いできて、レースもいつもイケイケサセセサセソノママをやってくれる馬のことを差す。
確かに社台系のクラブは重賞馬G1馬がたくさんいる。いや、JRAの半分以上の重賞は社台系の馬が獲っているのではないか?と思われるほどだ。
ただし、当然そういうアタリもいるが、全部が重賞を勝つわけではない。社台系は良血が多いので必然的に高額になる。
ようは、回収できる馬とダメな馬の差が激しいのだ。
もちろん将来どこか社台系のクラブに入って夢も見たいが、まずは地固めが必要だ。

サラブレッドクラブライオンとは??

プログラムの精度を高めるのに苦心して数年が立った。
ある程度数字の信憑性が高まってきたのでそろそろ、リアルに募集がかかっている馬でシミュレーションしてみよう。
あわよくば良い馬がいたら出資しちゃえ。
と考えたのが、2020年1月だ。
まず、1月。1月というのは昨年の12月から見れば競走馬にとっては1歳歳を重ねるタイミングだ。
人気のあるクラブは、募集は、1歳の夏から秋にかけて行っている。
そして当然だが、ほぼ満口になるので明けた2歳1月。ここで募集がかかっているクラブは明けて1歳になった馬の早期募集か、売れ残った2歳馬の募集だ。
なので、シルクやキャロットは当然直近で募集していた馬の残口など1口すら無い時期だ。
ちょうどシルクが追加募集をするとHPに乗っていたので問いあわせてみた。
資料は送ることができますが追加募集については最初は現会員内だけで募集をかけて、残口があれば新規会員に開きます、ここ数年の傾向から、残口が出ることはないと思います
という返答が来た。
やはり厳しいのだなと分かった。
調べていくと、小さな、人気のないクラブなら残口があるクラブも結構ある。
そして、本来なら入りたいと思っていたセゾンがなくなっているではないか。
調べていくうちに、元セゾンだったクラブは今はサラブレッドクラブライオンというクラブになっているそうだ。
勝負服も違っているので全くわからなかったが、確かに過去の活躍馬にドリームパスポートやドリームバレンチノが乗っている。
そして、驚いたことに、全馬残口ありで、出資が可能だ。

評判を落としていたライオン

募集馬のラインナップを見ると、超高額超小口になっている馬が2頭。ディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒の2頭が募集がかかっていて、この馬は2頭ともセレクトセールで落としてきた馬だった。ノーザンF産で、絶対王者ディープインパクト産駒と、その双璧をなすキングカメハメハ産駒。落札価格にここまでの飼い葉代程度の上乗せだがなにせ高いと叩かれている。
それ以外にも、セレクトセールで落札したノーザンF産がたくさん。ハーツクライ産駒は3頭もいる。
血統診断でもやはり良血馬たちは、高評価の馬も多い。
ハーツクライ産駒牡馬で3800万募集。母親系統のサンプルが少ないのであまり過信はできないけど、走ればいい成績を残せそうだな。。
とか、確かに超高額で回収の見込みは薄いかもしれないけど、ディープインパクト産駒で血統診断の結果も良好、回収について期待しないのであれば一発大きなレースに出たらいい勝負するかもしれないと思わせる馬が居たり。そして、どの馬も残口僅少でもなく、なんでこんなに余っているのかわからなかった。
調べていくと、ここまでのライオン(セゾン)は、儲けに走りすぎたようで、クラブ界隈の一般平均より20~30%程度馬代金が高いことでここ10年程度で評価をかなり落としていた。
サラブレッドクラブライオンのオーナーがクラブを完全に買い取り、募集馬のラインナップなどを大幅に買えた年が2018年度産駒からだそうだ。
実際、募集価格については、セレクトセールで落札した馬の仕入れ価格はわかるわけで、そこに飼い葉代程度の上乗せは常識の範囲だ。
要は生まれ変わったタイミングだったのではないかと私は判断した。
そこで、思い切って1口だけだが、何頭か出資してみようと考えた。
出資したのはフラーテイシャスミスの2018(ブレイブライオン)、アーマインの2018(バトルフロント)、フランチェスカ2018(プレイイットラウド)、ゴーファイトウィン2018(オンヴァガニエ)、サマーティアラ2018(ロンコーネ)、プリンセスネージュ2018(フォルティウス)
と、6頭へ出資。
ブレイブライオンとバトルフロントはセレクトセール出身で、ブレイブライオンは落札価格が2億を超えて新聞に載っていたほど。5000口募集としてあり、5万円で1口出資できた。
とりあえず、勝の喜びを得たいため、もしかしたら重賞勝ちやクラシック出走なんかの夢が見れるかもという期待で1口持った。
本命はバトルフロント。母は海外G1勝ち馬。それにトップサイアーのハーツクライで、3800万円募集。
決して安いとは言えないが、血統の通り、芝の中長距離路線でクラシック戦線をにぎわしてくれるのなら安い買い物に見えた。
ゴーファイトウィン、プレイイットラウドは血統診断で勝ち上がり確率がよく期待獲得賞金も募集価格以上を稼いでくれそうと出たので出資。フォルティウスも募集価格の安さもあって出資はすぐ決めた。
ロンコーネについては血統診断だけだと、出資に至らない判断なのだが、元気そうで丈夫そうだった。この募集価格なら1勝でペイだし、掲示板を何度かで、募集代金は回収できそうという判断から出資を決めたのだった。

ローレルクラブ

ライオンで出資を決めた馬たちは2018年度産駒で1月で2歳になった馬たちだ。
1年とは言わないが約半年程度先にならないと馬は走らない。走るレースがない。
もうちょっと時間短縮できないか。
3歳になっているのにまだ募集をかけている馬はいないかなんていう今考えればかなり無謀なことを考えたもんだ。
しかし、あるにはあるのだ。
ローレルクラブで3歳になっても募集中だったミンナノアイドル17(ミンナノヒーロー)がいた。
母の父がオグリキャップ、父がゴールドアリュールで芦毛の牡馬。
普通なら即満口でもおかしくないだろう血統に容姿だ。オグリキャップを彷彿とさせるものがある。
なんでここまで残っているのかなぜ今だ募集中なのかというと、どうにもケガっぽくて、ここまで北海道に張り付いたまま、明けた3歳1月の時点でやっと本州へ移動する目途が立ってきたという感じだった。
元々小さい時からケガっぽかったようで、それがあるため出資を控えている人も多かったと思われる。
しかし、3歳1月、本州への移動がやっと決まったというところだが、逆に言えば本州へ移動が決まったらトレセン入りゲート試験そしてデビューはそう遠くないだろう。ものすごく早ければ1ヵ月、通常で考えれば3か月、遅くても4カ月以内くらいには走ってきそうなもんだ。
そうおもって、ローレルクラブでこのミンナノアイドル17に出資したのだった。

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