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楽天グループ株価の下落傾向が止まらない!500円を割り込んで危険水域に?

楽天市場を中心に銀行・証券などをグループ傘下に収め楽天経済圏を構築する楽天グループ。
楽天ポイントを軸に経済圏にどっぷりつかるユーザもたくさんいるはず。
かくいう私も楽天経済圏の住人で、個人のメインバンクは楽天銀行。メインの証券会社も楽天証券、そしてメインの形態も楽天モバイルというどっぷりつかっているユーザです。
特にファイナンス関係は、給与受取口座に各種引き落としに楽天銀行を利用しているし、振り込みなども、手数料の安さからほぼ100%楽天銀行で行っています。
また、連動性が高いため、証券会社でのつみたてNISAなど、そのまま楽天銀行、楽天カードを連携し、自動引き落としで投信に積み立てしている状態。
なぜなら、楽天経済圏内のサービスで他サービスの設定をすると、楽天ポイントが+1倍、+2倍と楽天市場でのお買い物時にポイント付与が+20倍近くになるのだ。
店舗でポイント10倍をつけていて、自前のポイント率(SPU)が20倍あればポイントは30倍になりますし、さらに、5、10の日なら楽天ゴールドカードなら+7倍とか、うまくいけば50倍近くのポイントが付くとき、つく商品があったりします。
どこでも買える、それほど価格差のない商品、例えば飲料や、洗濯用洗剤などが該当しますがそのような商品ほど、楽天で買えば、店舗で買うのの10倍以上のポイント差が生まれるので、積極的に楽天市場で買うようになります。
そんな楽天市場を含む楽天経済圏の住人が気になるのことといえば、最近の楽天グループの決算内容の悪化とその原因といわれる楽天モバイルの経営状況です。
赤字決算となった前期決算の赤字額もさることながら、今後盛り返すことがあるのかどうかが非常に気になるところです。

株価が500円を割り込んできた・・・

まず気になるのが、楽天の本部ともいえる楽天グループの株価が500円を割り込んできたことです。
この記事を書いている(2023年7月3日)時点では少しだけ盛り返し500円前後をウロチョロといった様相ですが、ここ5年ほどで見れば、ピーク時は1500円、平均して800~1000円前後で動いていた株価が500円前後でウロチョロは、危険水域ともいえます。
これ以上下落が続いて300円台になるとかなり危険でしょう。債務超過の声まで聞こえてきそうです。
この株価については、やはり楽天モバイル事業の不採算が大きく蓋をしていて、株価が上昇していかない要因になっているでしょう。

楽天モバイル事業浮上のカギはプラチナバンドか?

この話になると必ず話題に上がるのが23年の夏から秋にかけて割り当てがされるのではないかとうわさされるプラチナバンド。
一体これは、何のことを言っているのでしょう。

私が感じている限りでは、プラチナバンドで電波が飛ばせるようになれば現状で楽天モバイルの弱点となっているつながりにくさは一気に解消するでしょう。
そうなると、プランニング的にかなり優位に立つ楽天モバイルは一気に人気キャリアになる可能性を秘めているのではないかとさえ感じます。

大口顧客になる企業の楽モバ選択はあり得るのか?

楽天モバイルの魅力は上限2980円までの3段階制のプランニング。
3GBまでは980円というのが非常に魅力です。

例えば、工事現場の現場事務所へのネット回線に楽モバのルーターを設置というのが考えられます。
現在のところは、不安定なエリアでは使えないのですが、それでも道路工事現場などの場合開けた場所にプレハブを置いた現場事務所ですから、使えないエリアは山奥とか、林の中とか、もともとほかのキャリアも微妙なところが多いです。
光回線を引けばいいじゃないかという方も多いのですが、1~3か月程度の工期の現場では光回線の工事日程を決めている間に現場が終わってしまいます。
なので、モバイルルーターを置くことが多いのです。
現状でいえばレンタル業者に少し高いのがわかっていても貸してもらって設置するのが、工事ごとに契約するより安く上がるのでそうしているケースが多いように見えますが、会社単位で何台か楽天モバイルのモバイルルータを契約して、アンテナが立つ現場事務所には会社から現場事務所に貸し出すことで低コストな回線を準備出ることにつながります。
ましてや国道付近とかの場合は、田舎でも5G電波が飛んでいて、下手をしたら光より高速通信が使えるエリアもあります。

さらには、現在の現場事務所は、固定電話を引くことはほぼありません。
基本的に携帯電話で十分だからです。
なので、現場監督は会社から携帯電話を1台付与されていたりしますので、極端に言えば、短期の現場なら、会社から支給されている電話が楽天モバイルなら、テザリングで十分という考え方もできます。

ただ、ネット回線はほぼ必須で、何をやるにしても、ネット回線があればできるというソフトが建設業の場合多いのも事実です。

そして、会社にとってみれば、回線をほとんど使わなければ月1000円でいいし、どんだけ使ったとしても大体3000円で何とかなるので、楽天モバイルのモバイルルータは建設業であればかなり有効です。
ただし、先に述べた通り、プラチナバンド付与で、回線の安定性が高まったらというのが重要です。

投資的観点から楽天グループはどうなのか?

夏にも割り当てが決定する楽天モバイル。
割り当てがされると考えるのなら、おそらくその時は株価が跳ね上がると想定されます。

ただし、割り当てがまさかの無しに終わった場合、期待感からの落胆は計り知れないものになるでしょう。
割り当てがされると考えるのなら今の価格なら450円前後が最低ラインで、割り当て決定した場合、一気にもともとの800~1000絵程度まで戻してくる可能性もあるのかと思います。
割り当てがなしだった場合それこそ、浮上のきっかけが何もなくなるので、楽天グループ崩壊の危機を迎える可能性も出てきます。
そのあたりをどう読むかが勝負の分かれ目になるでしょう。

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