2021年の振り返り
4頭はそんな感じで、残りの3頭について、1頭はブレイブライオンで一応ポートフォリオには組み込んではいるけど、口数も小さいし、ほとんど影響はしないお馬さんが1頭、あとの2頭のうち一頭はオンヴァガニエで今からデビューという情勢。
そう考えると18産駒は走った馬はそこそこなんだけど、ケガや病気が多かった世代と言える。
2018年度産駒(2021年3歳世代)
ロンコーネ
ロンコーネは2歳時にデビューし、2着。その後3着1回を挟み、5戦目にして勝ち上がり。
そして、その後1勝クラスで3連続2着を繰り返す。
獲得賞金は2000万円を超え、募集価格からするとプラス収支へ。
現在一口馬主ポートフォリオ内では最高獲得賞金の一頭である。
ラヴォラーレ
ラヴォラーレは2歳時にデビュー。デビュー戦は芝で逃げて11着。2戦目はダート替わりで9着と、いいところを見せられず惨敗。
3戦目に2着と粘り込み未勝利戦勝ち上がりの目途が立った。その矢先に蹄骨骨折が判明。全治3カ月の診断が下る。
そして、きっちり診断通り3か月で復帰。復帰戦を勝利で飾る。
迎えた昇級緒戦。人気も低い中で終始粘り通して勝ち上がり。連勝を飾り2勝クラスへと昇級する。その後、一度リフレッシュ放牧を挟み、重賞挑戦。勝てなくとも8着と粘り込み、素質の片鱗を見せる。
短期放牧から自己条件戦へ。そこそこ人気を集める中5着と健闘。2勝Cにもめどをつけた格好になった。
そして、その後2勝した東京D2100mの自己条件戦へ。人気を集める中3着。目途は建ったと目された。
今年最後の出走となった中山D2400mハンデ戦。5番人気とそこまで人気はしなかったがパドック解説で1番手評価をもらうも出遅れから終始最後方に控える競馬、直線余力なく14着と惨敗を喫した。現在の総獲得賞金額は1900万。ロンコーネよりクラスは1つ上だが2着を繰り返しているロンコーネの方が獲得賞金は上という格好に。ただし、募集価格は500万円という最安値牡馬のため回収率はラヴォラーレの方が上になっている。
フォルティウス
デビューは3歳7月。2歳時に骨片が見つかり除去手術に踏み切る。
骨片除去手術であればそこまで復帰に時間がかかるものではないはずなのだが、フォルティウスに至っては復帰までに非常に時間を要してしまう格好となってしまった。
本来であれば適性のあるレースを選択して新馬戦に挑むのが通常だがなにせ、3歳の7月だ。
もうすでに2アウトで後がない馬たちがこぞって未勝利戦に出走し始める時期である。レース選択も十分にできない環境で、ダート1500m戦でデビュー。2桁着順でゴール。
そして、見どころも少なく、急ごしらえ感も否めずという敗戦だった。
その後も、権利がとれていない関係からレースを自由に選べる立場ではなく、そして、まだまだの感触ながらも未勝利戦がなくなっていくので、その後2戦出走。すべていいところがなく惨敗を喫する。
10/9の未勝利戦をもって、中央の登録を抹消。ファンドは解散せず地方競馬へ移動し中央再登録を目指す事となった。気性的な面の影響もあるということで、去勢を検討されたのだが、結論で言えば去勢しても効果がないことが判明し、去勢はあきらめそのまま名古屋競馬に所属する。入厩。
そこで、調教が始まるや否や馬が暴走し、怪我を負う事態に。
クラブサイドは進退について話を進めるつもりだったが調教師がもう少しやらせてくれということで、現在に至る。
オンヴァガニエ
デビュー直前に坐骨骨折で療養を余儀なくされる。
その後復帰に向け再度調教過程に乗せて、そろそろ入厩かというところで骨折部とほぼ同じ個所を捻挫。一時期は立ち上がれないほどまで至る。
その後、関係者の尽力により、再々度調教軌道に乗せ大井競馬場に入厩。
12月10日に能力試験を受け合格。12月30日にデビューを果たす。デビュー戦は3着。地方のC級とはいえ、勝ち上がりのめどが立つ走りで今後に期待したい。
バトルフロント
18産駒一番の期待馬。
ゲート試験合格ご、再育成のため外厩に行ったがその際に、ノド鳴りが判明。手術へと向かう。
療養し、再育成の軌道に乗せデビューしたのが3歳の5月。そして、未勝利戦を3戦するも全くいいところもなく惨敗を続ける。
ここでファンド解散が決まり、サラブレッドオークションに出される。地方の別の馬主の元で地方競馬に参戦を続けるも、まったく見せ場もないレースを続けていたが、秋から冬にかけて良化してくる。笠松の2戦目で2着と初めて連に絡み、1戦はさんで笠松4戦目にして待望の初勝利。
最下級クラスとはいえ、勝ち上がることができた。
プレイイットラウド
馬自身の病気やけがなどはなかったのだが、旋回癖があった。
トレセン内の厩舎馬房で一晩中回っているらしく、最初の調教師は馬房が破壊されたということで、関西の厩舎に転厩となった。
その厩舎は過去に旋回癖のある馬を預託した経験があり、その馬が重賞を勝つまでに育てたことで有名な厩舎だったがそこでも手におえず。
JRAは4戦、全くいいところも出せずのままファンド解散となった。その後、去勢し騙馬となって新たな馬主の元で地方競馬に参戦。最初の頃はあまり成績もよくなかったが笠松に所属してから掲示板に絡むようになって、11月に初勝利。
その上で、バトルフロントのノド鳴りとオンヴァガニエの骨折は痛かったよね。タラレバなんて言ったってどうにもならない世界だけども、この2頭の病気やけががなければ。。。と思ってしまうよね。
ミンナノヒーロー
壮行レースとなる予定だった5戦目。ほぼ4連勝目前の最終コーナーで、元々悪かった膝関節がね。。。
これもタラレバだし、実際JRAに復帰したらどのくらいまで通用したか、、、わからないけども、地方の下級条件とはいえ大差圧勝を繰り返したからね。母の父のオグリキャップを彷彿とさせる面もあったから。
もし元気なら。。。どうなっていたのだろうね。
2歳馬たち
2戦目にして勝ち上がったイエヴァンポルッカ。
そもそも血統的な背景や、所属調教師などからダートでの期待が高かった当馬だったが、デビュー戦はクラブサイドも驚いたであろう芝でのデビューとなった。
新馬戦を5着とかろうじて掲示板に残した格好となったが、芝での適応も十分あり得ることを示す5着となった。
中一週で再度芝のレースにチャレンジとなり、直線でびっくりするような切れ味の差し脚を見せ勝利。その後は秋に予定されている重賞サウジアラビアRCから、二歳G1へと駒を進めるべく調教を重ねる予定だったが、どうにも脚元のモヤ付きが収まらず長期療養を余儀なくされた。
11月後半ごろより騎乗調教を再開し、復帰を目指し育成中。
復帰戦の成績次第だけど、その後のローテーションに余裕がありそうなら皐月賞からNHKマイルCかな?
余裕がなさそうなら、アーリントンCあたりに出走して勝ち上がって一旦短期放牧からNHKマイルC、余裕があれば安田記念に3歳にして挑戦というところかな?
3歳の春だと、ダートの路線は短距離~マイルなので、距離適性的なものもあってると思う。
ただ、3歳のダートで一番大きなところはJDDになるのかな?JRAだとユニコーンSだね。ちょっと重賞のレース体系がね。。。
ただ、JDDから、この馬であれば南部杯あたりかな。そして、JRAのチャンピオンズカップという、Jpn1、G1は地方交流も合わせればかなり充実しているのでそれも悪くないんじゃないかなとは思う。
まあ、芝にしてもダートにしても、これはオープンクラスの重賞クラスの話だからねwもうちょっと勝たなきゃそんなローテにも乗っかんないからね。これは、ロンコーネとラヴォラーレで嫌というほど感じたよ。
今ここで勝てば。。今ここで。。。で、結果2着3着で昇級できない。
勝つべき時に勝って上位クラスのローテにあがれないとね。
いずれも掲示板以内なので、このような走りを続けていれば勝ち上がれそうという気配だよね。少なくとも1~2頭は未勝利戦があるうちに勝ち上がってくれると思う。
(と、思ったんだけど、、、インパクトベースンは...微妙な感じになってきたかも。。。)
あとは未デビューのフィニッシュムーヴとメッセージソングだが、フィニッシュムーヴは調教タイムがかなり良く、期待できそうな気配だ。
メッセージソングはちょっと再入厩に遅れているけど、そろそろ入厩という流れで、新馬戦があるうちにデビューできるかもしれないね。
既走馬で全く見どころなく。。。っていうのがケリーズノベルの新馬戦だけで、そのケリーズが自ら目途を立ててきてくれたんで、レース出走が楽しみだよね。
そうとはいえ、実際は勝てそうなのに勝てないままに引退する馬も多いからね。せめてあと3頭、いや2頭は勝ち上がってもらいたいと思ってる。そうしないと、2023年はラヴォラーレ、ロンコーネ、イエヴァンポルッカ3頭だけ、もしかしたらロンコーネ、ラヴォラーレあたりは引退する可能性もあるし、イエヴァンポルッカもケガで引退なんていう寂しい結果になる可能性もあるからね。。。
一口馬主投資として
まだファンド解散していないという意味で、古馬については地方所属馬2頭を含む総勢4頭が22年は出走する予定だからまだ何とも言えないが、今のところ18産駒については投資成績としては良いとは言えないね。なにせ、高額馬のバトルフロント(ブレイブライオンは評価にいれていません)が、すでにファンド解散してしまったからね。その分を取り返すためには残った現役メンバーで取り返さなきゃいけないわけだからね。18産駒世代だけでは難しいだろうね。
その上でクラシック世代の19産駒の勝ち上がりは重要だね。19産駒は23年になれば古馬だからね。何頭23年に残っているかっていうのも大事だ。
仕上がりも早そうなので、2歳の早いうちからデビューしてきて桜花賞くらいまでが成長のピークかもしれないなって。
重賞戦線まで出てくれるんじゃないかと思って複数口行った。
また、クラブが自分の現状所属しているクラブじゃなかったから、申込書まで書いて出資申し込み直前に断念したドライスタウトがJpn1をかなり強い勝ち方で勝ち上がったよね。
【ドライスタウト】(牡)~投資のための血統診断~マストバイアイテム19-YGGオーナーズクラブ
【ドライスタウト】(マストバイアイテムの19)(牡)~血統診断-馬場・距離適性-~YGGオーナーズクラブ
まとめ~2022年の目標~
また、ダート戦に活路を見出している馬が多いので、地方交流も含んだ重賞への参戦とできれば。この世代から重賞勝ち馬が出てくれたらなって思う。行けそうな馬が何頭かいると思ってるからね、今の時点ではw
ラヴォラーレについては、もう1勝、3勝Cは行けると思ってるので、22年前半のうちに勝ち上がってくれたらなと思ってる。そうすると夏から秋の出世次第では交流重賞にチャレンジなんて可能性もあるんじゃないかと。
2歳世代の20産駒についてはまだ細かい情報が流れてきていないからね。何とも言えないけど、やはりランニングボブキャッツ20にはどうしても早いうちに勝ち上がってもらいたいよね。
また、出資比率的に多くなってるフレンチナデシコ20。父がリアルインパクトってことで、マイルあたりなら芝でもダートでもみたいな感じじゃないかと思ってる。
ライオンの馬たちについてはすでに本州移動している2頭なんで、デビューはそこそこの時期にしてくるんじゃないかと思ってる。
そして、ここにきて血統的な面から、馬体のデキの面から、シルクのウルトラブレンド20がね。22年後半~23年クラシックをにぎわしてくれる存在かもしれないと期待している。
7勝かなw