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投資的観点から見る一口馬主クラブ~回収可能性の高いクラブはどこだ?~

一口馬主研究会

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何度か記事にしてきた、投資的観点から見る一口馬主。
その中でもクラブはどう考えるべきなのかを今一度データから見てみたいと思います。

募集額超過馬率で追いかける一口馬主クラブ

一口馬主DB様のサイトにはクラブ単位のデータが掲示されています。
その中でも募集額超過馬率という指数に今回は主眼を置いて各クラブをチェックしてみたいと思います。

募集額超過馬率とは

募集額超過馬率とは、読んで名のごとし、募集価格以上に賞金を稼いだお馬さんの出現率です。
この数字が100%であれば募集がされていた全馬が募集価格以上に賞金を稼いだことになります。
募集価格と同じだけの獲得賞金では回収率は100%にはなりません。なぜなら毎月の預託料や賞金から控除される各種手数料や所得税があるからです。
とはいえ、募集価格以上に稼がないと維持費も含めての回収率は100%以上にはならないのも事実ですから、一つの基準としては適正な基準だと思います。

また、募集価格を超過した馬の出現率なので、1億円の募集価格の馬は獲得賞金が1億円を超えないと超過馬になりませんが、1000万円の募集馬の場合は獲得賞金が1000万円で、超過馬になります。
なので、各クラブが適正な募集価格を設定しているかどうかの指標にもなりますので、投資的な観点から見ると非常に重要な数字ではないかと思います。

各クラブの募集額超過率

サンデーサラブレッドクラブ

サンデーサラブレッドクラブの指数を見る

サンデーサラブレッドクラブは実質的なリーディングクラブといっても過言ではないでしょう。
オルフェーブル、ブエナビスタなど、歴史的な名馬を輩出し、現在の現役(2021年8月)クロノジェネシスなど、とんでもない馬が多数在籍しているクラブです。
また、40口クラブということで、オルフェーブルやブエナビスタのような歴史的な名馬に巡り合った場合、車を買うようなお値段で家を建てられるほどのリターンがあります。
こういう一口馬主ドリームがあるので、もちろん大人気クラブで出資にありつけにくいクラブの1つでもあります。
自分に的確な相馬眼があって、各世代でも出世頭のお馬さんに出資し続けられれば最高ですがそう簡単でもないでしょうw
冷静にクラブとしての募集額超過馬率を見てみましょう。

過去10年のデータから見て

直近の世代はまだ現役ということもあるので、超過率も低く出る傾向です。
10年前のデータであればほとんどの場合、当時の産駒は引退してしまっていてほぼ数字が固定になってきます。
その上で、6~10年前のデータは、32~41.5%と、安定した数字を出しています。
各世代でおよそ3頭に1頭は募集価格以上に稼ぐ馬だったということになります。
全てのクラブの超過率データを見たらわかりますが、とびぬけていいわけではありませんが、安定感は抜群です。
また、サンデーの場合、各世代で何頭かは重賞級ですから、全募集馬の3頭に1頭が募集価格を超え、その中でも重賞級以上のお馬さんが現れてこれば回収率向上も随分高いでしょう。
これでわかることの一つはサンデーサラブレッドクラブの値付けはどのクラブより妥当で安定した値付けをされていることがわかります。

シルクホースクラブ

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小口クラブ系で、ノーザン系クラブ、トップクラスのシルクホースクラブ。
もちろん人気も高く、ほとんどの募集馬は最終的には抽選となるため、そう簡単に狙った通りのお馬さんに出資できないクラブの一つです。
G1級のお馬さんも輩出しており、アーモンドアイは言わずもがなですが、ブラストワンピースやラウダシオン、サリオスなど、しっかりG1を勝ったお馬さんもいます。
同じノーザン系小口クラブのキャロットクラブと比較されがちですが、成り立ちや出資応募ルールも違いますし、キャロットにはアワブラ(OurBlood)という制度があって母系を大事にするクラブです。

見た目の派手さではなく、投資的観点から見たときの募集価格超過馬という視点で見ると、シルクの色も見えてきます。

過去10年のデータから見て

現3歳世代を除く過去データはすべて30%を超えていて、実はこれはサンデーサラブレッドクラブより良い数字です。
2011年などは、G1級はいなかったかもしれませんが募集価格超過率は50%を超えていて、2頭に1頭以上が募集価格以上に稼いだ年代ということになっています。
安定した回収率を維持するにはシルクホースクラブというクラブは選択肢から外せないかもしれませんね。

キャロットクラブ

キャロットクラブの指数を見る

小口系クラブでNo1といってもいいキャロットクラブ。
シルクホースクラブと同じノーザン系のクラブです。
キャロットが1軍、シルクが2軍なんて言う方もいますが、実際重賞の舞台になると、キャロット>シルクのイメージが出てしまいますね。(実際はサンデー>=キャロット>シルクという感じだと思いますが。。。)
しかし、投資的観点から見てみたらどうなのでしょうか。

過去10年のデータから見て

こちらもノーザン系なだけがあって、サンデー、シルクとほぼ同等です。
ただし、サンデー・シルクより募集価格の平均値、中央値ともに少し高めの設定にも拘わらず同じだけの超過率なので、良い馬が集まっていると言ってもいいのではないかと思います。
募集価格が高いにもかかわらず超過率も同じということは、獲得賞金はキャロットクラブの方が多いということになりますから。
それだけいい馬、走る馬が集まっていると言ってもいいと思います。

社台サラブレッドクラブ

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元々は社台グループのトップに位置するクラブでした。
近年はサンデーサラブレッドクラブが中心になっていますが、元祖黄色のタテジマクラブです。
過去には、毎年というかG1毎レース何頭か黄色のタテジマが走っている姿を見ることができるようなクラブでした。

過去10年のデータから見て

こちらは、成績の印象のままという感がありますが、サンデーやシルク・キャロットほどではないが安定していい数字を出しています。
全体で見ると約3割。世代によっては20%台後半という世代もあります。
ノーザン系クラブでは20%台というのはめったに見られない数字なのでやはり1枚落ちという感は否めません。
募集価格も平均値・中央値ともにサンデーやシルクと変わりありませんから、同じ社台グループだと見たときにはどうしても1枚落ちになってしまいますね。

G1サラブレッドクラブ

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社台系で最も若いクラブがG1サラブレッドクラブ。
大口クラブで、サンデー・社台と並ぶ。
ただ、社台系大口クラブだけで見ても、サンデー>社台>G1という格付けで、社台RHの脚元にも及ばないイメージが強い。
小口系のキャロットやシルクから見てもかなり差のある一枚落ちのイメージが否めない。
社台グループは牧場に合わせて大口クラブがある。
サンデー(キャロット・シルクもここに所属するイメージ)は、ノーザンF、社台サラブレッドは社台F、G1は、追分Fという分かれ方をする。現在のところノーザンFがぶっちぎりの成績で、それはイヤリング(1歳馬)の育成を行うノーザンF空港と早来から、本州移動してからの外厩となるノーザンF天栄とノーザンFしがらきという育成場がその他社台G内でもしのぐ施設の賜物だ。
天栄については元々シルクの育成場だったものがグループ入りしたことでノーザングループの育成場として改修されたことで東西ともに非常にレベルの高い外厩で仕上げることができるようになったからだ。
その点で社台F、追分Fはまだ追いついていないと言われている。

過去10年のデータを見て

やはり、少し劣る。
とはいえ、20%台後半といったところなので非社台系の他のクラブをしのぐ超過率だ。
ただ、サンデーなどのノーザンF系より募集価格はひと周り安いのだが、それでも超過率が低いので、走らないイメージが強くなっても仕方ない所か。
ただ、3割に近い数字であるのは間違いないのでお得な価格のお馬さんで条件戦でコツコツ稼ぐようなお馬さんを見つけることができれば回収率は高くなる可能性が大いにある。

ノルマンディーオーナーズクラブ

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デアリングタクトの登場で一気に名をはせたノルマンディ。
販売手法が独特で人気も高いクラブの一つだ。

過去10年のデータを見て

イメージはあまりよくないイメージだったが、超過率で見るととんでもない数字だった。
直近5世代で見ると、約40%(2歳世代を除く)6~10年前を見ると50%にも届こうという数字が出ている。
これはすべて募集価格の平均値、中央値がかなり低く出ていることが影響しているのだろう。
シルクの約半額という平均価格にもなろうかという感じなので、安定して募集価格を回収してくれるクラブといえる。
勝ち上がり確率で見ると、ノーザン系のサンデーやシルクは50%近いが、ノルマンディは35~40%といった感じで一枚落ちの感は否めないが、それでもJRAの平均が31%なので、十分な数字だ。
なによりも、募集価格が安価であることが大きいと言える。
このまま新規募集の価格も従来通りの価格設定であれば投資価値は高いと言える。
ただ、当クラブもデアリングタクトの影響でここ1~2年の入会者が爆増しており、思ったように出資できなくなりつつある。

ウィンレーシングクラブ

ウィンレーシングクラブの指標を見る

2021年、ラフィアンとの提携が解消されたと発表があったウィン。
今後募集馬のラインナップが変わっていくようだと、過去の数字が当てにならない可能性はあるので、参考程度になる。

過去10年のデータを見て

募集価格超過率は、社台系と同等の30%オーバー程度の成績。
募集価格については平均値・中央値ともに社台系の約半分程度なので、お買い得でリターンがそこそこ期待できるといえる。
募集価格が低くて超過率が社台系と同等ということは獲得できる賞金も半分程度ということになるが、募集価格が約半額なので2倍の頭数を持ってもかかる投資額は同じになるので戻ってくるリターンも同じといえる。
そういう意味では一点集中なら社台系、分散投資的な考えならウィンという考え方もできるのではなかろうか。

ただし、ウィンについては先述の通り21年にラフィアンとの提携が解消されたことで今後募集馬の質が大きく変わる可能性があるので注視が必要だ。

東京サラブレッドクラブ

東京サラブレッドクラブの指標を見る

東京サラブレッドクラブ、東サラは、クラブとしてはバイヤー系クラブといわれる、特定の牧場に限って募集馬を集めるクラブではなく、自分たちでいろんな牧場のお馬さんを集めて募集をかけるクラブ形式だ。
といっても、東サラの場合そのほとんどがノーザンF系の馬で庭先取引で調達していると言われていて、馬の質は高いと考えられる。
しかし、その分募集価格も高額になりがちで、平均額は社台系並、中央値は社台系より少し安いという感じだ。

過去10年のデータを見て

超過率については社台系より少し落ちるという程度だ。
これは、自前の牧場で調達する社台系クラブと、バイヤー系として取引して調達してくるクラブの募集馬に対する原価の差が出ていると言ってもいいだろう。
しかし、ノーザン系の産駒を仕入れてくるクラブが増えてきた中でもなかなかの成績を残していると言ってもいいと思う。
ただやはり、高額の馬が多くなってきており、回収という観点から見るともしかしたら少し厳しいのかもしれない。

ラフィアンターフマンズクラブ

ラフィアンターフマンズクラブの指標を見る

ラフィアンターフマンズクラブは故岡田繁幸さんが率いてきたマイネル軍団といわれるクラブです。
採算性を重視した競走馬の提供というのを主体にしていることもあり、超過率などについてはかなり期待をしています。

過去10年のデータを見て

残念ながらイメージとは違っていいとは言えない結果となりました。
現3歳世代(2018年度産駒)からユーバーレーベンというオークス馬が登場し、久々のG1勝利が重なったため脚光を帯びておりますが、過去10年の募集価格超過率を見ると大体30%程度と、ごく一般並の結果となりました。
一般並だからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、ラフィアンは募集価格が安いクラブで有名で、実際に平均価格・中央値ともに、2000万円を超えたことがない低価格帯の募集馬ラインナップです。
なので、募集価格超過率は上がるべきなのですが、勝ち上がり率があまりにもよくないため、募集価格超過率自身も上がりませんでした。
それでも、勝ち上がり確率自身も30%強なので、JRA平均並みではありますがそれでいて超過率が良くないというのは、走らない馬はとことん走らないということになるでしょう。
3勝馬率がそこまで悪くないので、勝ち上がることができる馬に巡り合えれば募集価格はあっという間に取り返すけど、走らない馬はとことん走らない。未勝利戦の掲示板も微妙ということなのかもしれませんね。

ロードサラブレッドオーナーズ

ロードサラブレッドオーナーズの指標を見る

ロードカナロアが社台SSで種牡馬入りしたことで一躍有名クラブとなったロード。
実際他馬はどうなのか、数字で見てみたいと思います。

過去10年のデータを見て

世代によって大きくムラが出ているクラブで、10%台の年代があったり50%を超える年代があったり。ムラが大きすぎますね。
各世代の募集馬頭数も約30頭強ということで、少ないわけでもないのでその年その年で何かによってムラが出るのでしょうか。
全体で見ると、おそらく30%前後で、少し30%に足らないかなといったところです。
ここまで紹介してきたクラブの中では低い部類に入ってきます。
また、年代ごとにムラがあるので、今年はハズレ年みたいなものもあるわけなので、なかなか投資的な観点からは難しいクラブといえるかもしれません。

ユニオンオーナーズクラブ

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ユニオンは、大昔になってしまうと思いますが、社台系以外の一口クラブでG1勝ちを収めたサンドピアリス(89年エリザベス女王杯)のクラブということで、当時から根強い人気のあるクラブの一つだ。
牧場系クラブといわれるクラブで、提携している牧場さんたちから産駒を持ち寄ってもらって募集をかけるという従来からあるクラブ形態の一つだ。
最近はユニオンは提携牧場以外の馬でセレクトセールなどでノーザンF産のお馬さんをごく少頭数購入して目玉募集馬としてラインナップに組み入れるようになった。

過去10年のデータを見て

もう少しいいイメージがあったのだが。。。良いとは言えない数字となっている。
特に2016~2018年度産駒の数字がよろしいとはいえず、まだ現役が残っている世代とはいえ、20%に満たない数字となっている。現3歳の2018年度産駒はどのクラブもそんなに良くはないのだが、良いクラブは現4歳の201年度産駒でも超過率は20%程度はある。
そう考えると、2016,2017年度産駒が20%未満なのはいただけない。
6~10年前を見ても、2010年度産駒は50%とあるが、あとの4年は30%をかろうじて超えた2年と30%を切ってきた2年なので、10年全体の平均で見ても30%は微妙に足りない感じか。
平均より少し悪いといった感じに見える。
ラフィアンよりも低価格がウリになりそうな平均募集価格、中央値だが、3勝馬率が、ラフィアンと違って悪い分、超過率にも影響がしたと言えるだろうか。
今は重賞馬を輩出するよりより安定して、勝ち上がり率の向上と超過率の向上を目指すのがいいのではないだろうかと感じてしまう。

広尾サラブレッドクラブ

広尾サラブレッドクラブの指数を見る

バスラットレオンを中心に矢作調教師預託馬が毎年何頭かいることで一躍人気クラブとなった広尾サラブレッドクラブ。
小口も小口1000口以上の小口をやるクラブということで同じ予算でも複数の募集馬に行けることでも人気が高い。

過去10年のデータを見て

申し訳ないが決していいと言えない。
ただ、毎年の募集頭数が10頭前後なので、1頭超過すれば10%みたいな数字になるので悪いと断言もできない。
とはいえ、トータルで見たとしても30%は絶対に行かないし、下手をしたら20%台も切っているかもしれない。
そうなるとオススメできるとは言えない。

こうなる理由の一つとしてあるのが、2018年度産、2019年度産駒は、平均募集価格が2000万を切ってきているがそれ以前は2000万を優に超え、3000万円台の平均価格の時もある。
これにもまして勝ち上がりがよろしくないため募集価格超過率が悪くなっている。
勝ち上がり確率は2021年、2016、2017年と、JRA平均の31%を超えているが、それ以外は10~20%台と悪いと言えるレベルで、全体で見ても30%は超えないだろう。
勝ち上がり率の悪さは全クラブ中でも1番悪いかもしれない。
超過率が良くない理由の一つに勝ち上がり率の悪さが確実にありそうだ。

グリーンファーム愛馬会

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社台系といわれるが、表立って社台系ですとはっきりした何かがあるわけでもなく、しかし、募集馬で最も多い牧場が社台Fでかつ、市場取引ではなく庭先取引っぽいことを考えると社台F系のクラブと考えるのが妥当なのではないかといわれている。
満口にならない社台系競走馬を余裕を持って申し込めるクラブとよく言われ、いわゆる【沼】状態の一口民が良く利用しているクラブでもある。

過去10年のデータを見て

200口募集のクラブということで、小口とも大口とも言えない中間クラブで、募集頭数も毎年20頭前後の小規模クラブ、それでいて価格的には抑えられているクラブなのだが、数字は非常に優秀だ。
今回ピックアップしている募集価格超過率は30%を優に超える。トップクラスの数字だ。
この原動力になっているのは確実にJRAの平均を超えてくる勝ち上がり率と、募集価格の低価格が理由であろう。
ノーザンFじゃなく、社台F産であるので、ノーザンF産ほどじゃないにしても、それなりに勝ち上がり率の高い社台Fの産駒を中心にしていて平均募集価格・中央値が2000万を切るのは特筆だ。
勝ち上がりの良さと低価格から、1勝プラス入着数回でペイできてしまう。

ただし、募集馬のラインナップを見ても、重賞戦線で大活躍しそうな血統配合を持つお馬さんは決して多くなく、いわゆるマイナー、地味な血統が多い。
ただ、しっかり勝ち上がってコツコツ稼いでくれる馬は多そうだ。

サラブレッドクラブライオン

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ライオンになってからは、旧時代のセゾンとは少し違うやり方を取り入れている。
競走馬名から、オーナーが変わったのが2013年前後と推察される。
どう変わったのかというと、積極的に競り市などで社台系の産駒を取り入れていくようになった。
本格的にやり始めたのがおそらく2017~2018年度産駒あたりからと思われるのでまだまだ今のやり方に対してはっきりした結果が出ているわけではないが。。。

過去10年のデータを見て

決して褒められたものではない。
全世代で見ると30%は切ってきて25%あるかないかといったところ。
この理由は前々から言われているように少し割高な募集価格というのは影響していよう。

勝ち上がりについては年代ごとにムラがあるが、30%前後といったところでJRA平均並みといったところか。
今までとやり方を大きく変えたと推測される2017年度産駒の勝ち上がり率が33%、まだ未勝利戦を戦っている3歳世代が現在28%ということで、あと1頭勝ち上がれば30%の大台に乗るというところ。
最近は平均並みといえる出世をしているともいえる。

募集価格については2018年度産駒の平均募集価格が4000万円台と、全クラブ中でもトップクラスの高額となっているがこれは、テンカハルとブレイブライオンという、セレクトセールで2億とか3億とかの落札価格の馬がいるから平均価格がドカンと上がってしまっている。
中央値(全募集価格の中で真ん中に位置する募集価格)は、1800万ということで比較的安価な部類なので目玉募集馬と実際のラインナップを分けて考えれば2018年度産駒は比較的良心的な募集価格での募集だったといえる。
2019年度産駒は中央値で2000万を超えてきているのはラインナップの大半がセレクトセール出身の社台系の募集馬となったため比較的高額に出た。
それでもシルクやキャロットより抑えられた価格設定で、あとは成績がそこそこならいいクラブということになるのだが。。。今のところまだ実績が出ていないのでいいと断言はできない。

ターファイトクラブ

ターファイトクラブの指数を見る

谷川牧場を中心とする牧場系クラブ。
ニッチ・マイナー血統が多く、そんな中から活躍馬を出すクラブ。
根強いファン会員が結構いる。

過去10年のデータを見て

零細クラブといってもいいクラブなので、波があるかな?と思ったがそうでもない。
超過率を見ると、10年前から6年前は10%台なのでいいとは言えないが直近5年の世代の数字を見ると20%台へと向上している。とくに、現3歳世代で、すでに過去の超過率と同等の数字が上がっているのは特筆だ。
募集価格がジワリと上がっているのを見ると、血統的な質を上げてきたことによって成績を向上させることに成功したと言ってもいいかもしれない。ただ、現状でも超過率が高いとは言えない数字なので、過度な期待はしてはいけないだろう。

DMMバヌーシー

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いよいよ証券会社が作った一口馬主クラブDMMバヌーシーの登場だ。
毎月の維持費を募集価格にのっけてしまって毎月の維持費請求がない形を取ってきたDMMバヌーシー。
しかし、一口馬主の世界ではあまり受けが良くなかった。。。というか一口馬主DBにしてもネット競馬にしても募集価格はあくまで馬代金という考えでやっているので、どうしてもバヌーシーは維持費込みとはいえ、募集価格としてみると他のクラブより異常に高く見えてしまうということがあったので、2020年度産駒からは維持費はほかのクラブ同様毎月請求というモデルに変わった。
なので、2020年度産駒の募集馬の平均価格・中央値ともに大きく下がり、社台系クラブ並の募集価格となった。

超小口の2000口募集を主流にしているため会員が多く広尾同様SNSではたくさんの民がいる。

また、2000口になると、2000万円の馬は1口1万円なので、つい手軽に出資できてしまう。
逆に言えば新馬戦をかって700万円の賞金。2000口で割れば1万円にも満たないのだ。賞金をもらう段になって超小口であることを痛感することでも有名なクラブだ。

過去10年のデータを見て

バヌーシーは2015年スタートのクラブなのでまだ5世代(2019年度産駒はまだデビューが始まったばかりなので実質4世代)しかデータがないが、やはり馬代金に維持費が乗っかるモデルのため募集価格超過率は非常に悪い。
実際超過した馬は2015年は3頭しかラインナップもいないため0頭、2016年度は2頭、あとは1頭ずつという状態で10%にも満たない成績となった。
馬代金に維持費を乗せているモデルなので、他のクラブと合わせるとしたら、この2倍程度の数字だと思われる。
それでも20%前後になろうというところなので決していいとは言えない。
募集頭数も少ないためデータの揺らぎはあるのだろうが、勝ち上がり率は悪くない。
恐らく30%台後半程度でJRA平均を上回る。
ノーザン系のクラブほどよくはないがさすがに高額の馬が多いだけのことはあるという数字だ。
ネックは募集価格だろう。
維持費を別にした2020年度産駒でも、3000万は超えないがほぼ3000万に近い平均価格と中央値だ。
この価格帯はノーザン系のサンデー・シルク・キャロット並みの価格なので、勝ち上がりが50%前後で、中には重賞級がいるというラインナップでこそ初めて超過率も良くなってくるだろう。
最後は相馬眼がモノを言ってくるのだろうか。

大樹レーシングクラブ

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タイキシャトルの種牡馬入り時の規約改定を端を発したタイキシャトル問題によってクラブが大きく変わってしまった。
当時はベースが外国で見つけてきた外国産馬、いわゆるマル外を中心に海外へも挑戦するクラブだった。
タイキシャトルがいた時点では100口募集が主流のクラブだったが、現在は400口募集クラブとなっている。
また、当時と違ってマル外もほとんどおらず、小さな牧場系クラブといえる陣容になった。年10頭の募集といった感じの最小クラブに近いかもしれない。

過去10年のデータを見て

年10頭程度のラインナップなので1頭超過すると10%UPという感じになってしまうため非常に波がある。
全体を見渡した時に、平均値で40%あるかないかくらいに見える。
実は悪くない。頭数が少ないためあまり出走機会もなく、あまり良い感じに見えないかもしれないが数字は悪くない。
勝ち上がり率はJRA平均前後並に見えるが、なにせ頭数が少ないので勝ち上がり0頭という世代が1世代あるため、印象は良くない。
現状のラインナップと同じ程度の競走馬をもう10頭、平均して各世代20頭くらい募集をかけてくれればもう少し安定したいい数字も出せそうだが。。。

ローレルクラブ

ローレルクラブの指数を見る

私が参加しているクラブの一つでもあるローレルクラブ。
過去にはローレルゲレイロを輩出した。
他にも、昔はカネツ●●という冠名の馬もいて、カネツクロスやカネツフルーヴなんていう馬もいた。
いわゆる牧場系といわれるクラブで、安価なマイナー種牡馬のラインナップも多い。
また、最終的に繁殖牝馬として牧場に戻したい意図からも、クラブ募集馬は牝馬が多くなる傾向にある。

牝馬が多くなる傾向は最近は特に顕著で現3歳、現2歳もかなり牝馬が多かったが現1歳世代は、現在のところ1頭のみが牡馬ということになっている。
牡馬のラインナップでよくある傾向は、面白そうだけど超マイナー血統、牡馬にして安価に募集ができそうで丈夫そうなお馬さんが多いイメージ。
スピードに関しては走ってみないとわからないけど、これでそこそこJRAで通用しそうなら、3歳までに勝ち上がって息長くレースにコツコツ出走してくれそうなお馬さんが多いイメージ。

過去10年のデータを見て

募集価格超過率については全体で見渡した時には30%を若干下回る程度か。
牝馬が多い傾向にあることを考えると、なかなかの数字だと思う。
直近2世代ほどがあまりよくなかいが過去にさかのぼるとJRAの平均より少しいい程度の勝ち上がり率を誇る。
直近2世代、3歳、4歳世代はまだ現役の馬も多く、数字は改善される可能性がある。

勝ち上がり率は、4歳、5歳世代がすごく悪かったがそれより前はJRA平均並み。現3歳世代は45.5%(2021年8月初頭現在)なので、もう1頭勝てば50%か。
悪くない数字だ。
また、現3歳世代には8月8日にラヴォラーレが重賞に出走する予定となっており、ローレルクラブとしてはかなり久々の重賞出走となりそうだ。

ワラウカド

ワラウカドの指数を見る

パカパカファームの生産馬を募集する牧場系のワラウカド。
牧場1つでのクラブということでほぼ10頭未満の募集馬ラインナップ。
社台系以外のクラブで、自己生産馬でいてディープインパクト産駒などを募集するクラブだ。
ほかのクラブに産駒を下卸しているパカパカファームなので、もしかしたら、余剰になったお馬さんを募集かけているのかもしれない。
いわゆる良血で非社台系の生産馬のクラブということで異色といってしまうと異色のクラブの一つだ。

過去10年のデータを見て

まだできたばかりなので10年の実績がない。
その上でデータを見ると、非常に良くない。
初年度は超過率0%だし、一番いい2017年度産駒で33%だ。
これの要因は募集価格にある。
社台系並の3000万円オーバーは現競走成績からするとかなりわら高の部類に入ってしまう。
もちろんそれだけ良血なのだろうがちょっと手を伸ばしづらい数字となっている。

YGGホースクラブ

新しいクラブに見えていて実は歴史が古くからあるクラブだ。
荻伏オーナーズクラブ・ブルーマネージメントというとわかる人もいるかもしれない。
歴史は古く、過去にはカリブソング(1990年代)を輩出しているし、ブルー時代にはブルーコンコルドという地方G1を勝った馬が在籍したクラブだ。
荻伏時代のコンセプトが私は好きで、マイナーで安い馬だから、稼ぐことができるという考えのもの、ニッチ・マイナー種牡馬で、ダートを走れそうな馬を積極的に集めていた。
当時は荻伏牧場主体のクラブだったが、現在は多数の中小牧場の生産馬をラインナップに組み入れるクラブとなっている。

YGGホースクラブの指数を見る

過去10年のデータを見て

社名変更のタイミングが体制変更のタイミングだとしたら、YGGになってからの成績は全く読めない。
その上でブルー時代の過去を合わせて見てみても、なかなか散々の数字に見える。
さらに、2016年産駒が募集1頭なので、このあたりで体勢が変わったと見るのなら、2016年度産駒、2017年度産駒はそこそこの数字を出しているので、悪くないとも見える。
勝ち上がり率は良いとは言えないので結構波が出そうなクラブだろう。

友駿ホースクラブ

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言わずと知れた老舗クラブだ。
ウマ娘に実装されたことで久々に名前を聞くことになったゴールドシチー、そして、友駿でもっとも有名な馬といえばジャパンカップを勝ち海外遠征までしたタップダンスシチーでしょう。
それ以外にもエスポワールシチーやホクトベガのライバルだったキョウトシチーといった、ダートで名をはせた名馬を輩出してきました。

エスポワールシチー以降めっきり名前を聞くことがなくなったし、そのエスポワールの母馬でいろいろ問題が起きたりしたことで、過去の栄光も地に落ちたように見えている友駿ですが、実際はどうなのでしょう。

過去10年のデータを見て

最近は地方に行かないと勝てないなんて揶揄されている友駿ですが、現在全クラブが採用している一口馬主制度は、この友駿が作ったと言っても過言ではないわけで、要はこの制度をよく知っているクラブです。
一口馬主というのは、基本的に投資ファンドであり、投資種目の一つです。
なので、投資にはリターンがつきもので、G1を勝つことが成功ではなく、回収すること投資した費用以上にリターンがあることこそ一口馬主の成功です。
今この記事で見てきた募集価格超過率というのは初期投資額を回収できた馬の出現確率です。
この数字が高ければ高いほどそのクラブは投資的観点から見ていいクラブといえるのです。
友駿ホースクラブの超過率を見てほしい。
めちゃくちゃいいとは言えないが社台系クラブ並の好成績なのだ。
もちろん、募集価格が社台系クラブの1/3ほどだから、獲得賞金も1/3で募集価格を超過するわけだが、安い投資で大きなリターンを狙うのが投資の原則の一つであることを考えたときに、友駿というクラブは理に適っていると言わざるを得ないわけだ。
ここ2~3年はちょっと調子が悪いように見えるが、まだ現役も多く、そう考えると例年並みの超過率になっていくことも想定される。
募集価格が平均で1500万を超えることがほぼなく、中央値が1200万円以下だから、勝ち上がりできなくても未勝利戦で掲示板をコツコツやっているだけでも募集価格を超過する可能性が大いにあるのだ。
何頭かに出資していると、月の維持費請求はほぼ賞金振り込みで相殺に近くなって、たまに条件クラスで表彰台、掲示板でちょっとオーバーするくらいの賞金がもらえるようなローリスクローリターンなクラブといえる。
勝つ喜びや重賞出走・優勝というところではなく、財布という意味では社台系に次ぐくらい投資的な観点からは良いクラブといえよう。
ただし、大きなリターンは見込めないので出走馬がいなくて寂しいという場合に穴埋めしてくれるクラブの一つとして考える程度がいいだろう。

京都サラブレッドクラブ

京都サラブレッドクラブの指数を見る

現代のもめごとクラブという印象が強い京都サラブレッドクラブ。通称京サラです。
つい前まではニューワールドレーシングというクラブ名で、外国人社長で有名でした。
何が起きたのか真実はわかりませんが、ファンドの馬が売却されたとか、担保にとられているとか、京サラと名前を変えた今でもたまに出てくる噂です。
せめて競走成績が良ければいいのですが。。。

過去10年のデータを見て

現在はどうなっているのかわかりませんが過去にはDMM方式で預託料込での出資とやっていた時代もあるので、募集価格がべらぼうに高いです。
京サラとなって、2019年度産駒は今度は突如として平均価格でも中央値でも1000万を切る、最安値クラブとなっています。
やり方が変わった年でもあるのでしょうから、2019年度産駒からどんな数字が出てくるのか見ないと判断はできません。
ただ、現状ではクラブ運営としていろいろ問題が噴出しています。
そちらの問題が解決しないと、、、金融商品ですから、そのあたりの体制をしっかりしてくれないと怖くて出資などできませんね。

まとめ~出資するならどのクラブ?~

まず最初に大事なのは1クラブだけより、複数のクラブに入会される方がより安定すると思います。
クラブ全体の指数を見て判断されるのであれば全頭に出資された方がいいです。
社台系などはそう簡単に行きません。
シルクなら、3年で1000万を超えるほどの出資を決められるのであれば、全頭出資も不可能ではありません。
毎年全頭5口買っていけば100口系に近い出資比率になりますし、(5/500=100口みたいなものですね。)リターンもそこそこになります。
そう考えると全頭出資というのは現実的ではありませんので、最もいいのはどのクラブでも、最低ラインとして出資額を超過する馬に出資し続けることができれば、全体成績の悪いクラブであっても、あなたのポートフォリオはプラスになります。
なので、私は複数クラブをお奨めします。あとはあなたの相馬眼次第です。
その上で、より、いわゆるアタリ(ここでいうアタリは、重賞級をつかむことではなく、募集価格を超過する賞金を獲得できる馬に巡り合うことを指します。)を引きやすそうなクラブという意味で良さそうなクラブをピックアップします。

グリーンファーム愛馬会

社台系クラブは思ったお馬さんに出資できない。。。ここから始まります。
また、募集価格も高額で3000万円に近い価格になってきます。なので、投資的な観点からオススメというのはちょっとできないなと思っています。(こちらについては最後に詳細を書きます。)
その中でも準社台系といえるグリーンファーム愛馬会は、一番のオススメだと思っています。
募集価格が正規の社台系クラブの約半分といったところの1500~1600万円。口数は200口ということで1口出資でもいい馬に当たればそこそこの配当金額になります。
また、キャロットの半分の価格で200口ということは自分が出資するときの額面は同じでも、収入は2倍になるということです。
キャロット馬で10万円の振り込みがあるということは4000万円の獲得賞金ですが、グリーンFなら、2000万円でいいということです。G3を勝つか、3勝クラスのレースを勝つか程の差だと思ってください。
勝ち上がり確率もJRAの平均を超えて40%に近いくらいの数字です。キャロットやシルクは約50%程度という高率ですがそこに至らないにしても、零細クラブではかなり突出した数字です。
なので、勝って、賞金は倍貰える。悪くないクラブだと思います。
ただし募集頭数も少ないので毎年1~2頭、厳選してピックアップして出資するという感じになるでしょうから、このクラブ1つで一口を楽しむとなったら、次の出走は3か月後。。。みたいな感じになってしまうかもしれません。
また、このクラブなら全頭出資も不可能ではないかもしれませんが、厳選していくつかは出資しないという判断はした方がいい気はします。

友駿ホースクラブ

老舗の友駿HC。クラブの説明にも書きましたが、地方でしか勝てないとまで言われたクラブですが、投資的な観点から見る数字は一流どころの数字です。
グリーンにも言えたことですが、募集価格がかなり抑えられた価格のため回収率という数字は良くなるというマジックですが、投資ファンドと考えるのであればやはり投資らしく回収見込みの高いクラブがオススメになります。
グリーンはまだ準社台系といえる、社台F産のマイナー種牡馬産駒がラインナップが多く、もしかしたら重賞級までの馬も現れる可能性がありそうですが、友駿はちょっとそこらへんは見込みにくいかもしれません。
地方交流戦や障害転向など、手を変え品を変えしながらコツコツ賞金を稼いで気づいたら募集代金は回収したぞみたいな馬が多い印象です。
ただ、複数頭持っていけば、安定した収支状況を作り上げやすい気がしていて、重賞狙いのトップクラブで1~2頭、そのほかは、友駿やグリーンで頭数を増やして出走機会を増やすという考えでベースのクラブとしておすすめです。

友駿は募集頭数も20頭前後と小規模クラブの中ではそこそこ多い募集頭数といえますのでその点でもおすすめしたくなるところです。

大樹レーシングクラブ

募集頭数が少ないので微妙なラインですが、やはり数字がいいので大樹はオススメしておきたいと思います。
今回オススメするクラブ全体に言えますが、非社台系であればそこそこ取りやすいという側面もありますので、自由に選べるメリットから、募集価格を超過する馬たちをあなたが選べばこのあたりのクラブでも十分投資に見合います。むしろこういうクラブが収支をよくしてくれ、人気のノーザン系クラブで大物を捕まえる。そんなイメージになっていけば一口馬主投資は成功に近づくのではないかと思います。

社台G・ノーザン系はお勧めできない!その理由とは

グリーンFを社台系といっていいのかどうかわかりませんが、今回人気クラブはお勧めクラブにしませんでした。
その理由は一点です

思ったようなお馬さんに出資できない

この理由につきます。

サンデー・キャロット・シルクに至っては、ほぼ望み通りの結果になりません。
いや、サンデーとシルクについては望み通り出資できる方はごく一握りですがいます。
シルクで言えば年間400万円近くシルクの募集馬に出資している方です。
サンデーはどのくらいか…ちょっとわかりませんが、実績枠といって、過去の出資実績額で優先的に割り振られる枠があります。
なので、シルクなら3年で1000万近くの出資実績があれば実質取り放題です。全頭出資も夢ではありません。
実際に実績1100万とか、1番人気のお馬さんの場合出てきますから現実にいるわけです。
しかしそう簡単に3年で1000万円近くも出資できる人がポコポコといるわけがないですし、みんながそうなると、実績額が上がっていくだけのことですね。
キャロットは、母馬の現役時代に出資していた方に母馬郵船がつくという制度がありますし、抽選優遇については過去のハズレ実績が加味される点もあって、取引額ではなく、いかに長くキャロット会員でいたかによって数頭は優先的に出資できる可能性がありますのが、毎年10頭も20頭も出資できる制度ではありません。
社台Gのクラブは前後はすれど何かしらの抽選制度があるので、思った通り100%出資はできません。
1~5頭程度なら何とかというところだと思ってもらえればと思います。
そう考えると投資という観点で手広くポートフォリオを組むことで安定した収支状況を作ろうとする場合には、メインクラブにするというのは厳しいと考えて今回はお勧めに入れませんでした。

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