月刊一口馬主2022年9月号~3歳未勝利最終戦・2歳新馬・夏休み終了です!~

カノンドールが重度の屈腱炎を発症してしまいました。
損傷率35%ということで、即引退レベルの重症度だそうです。

美和

これは衝撃でした。。。入厩直後のカノンドールが屈腱炎発症とのことでした。

カノンドール近況~2022.09.28~屈腱炎発症？？ | 日曜日の静寂

カノンドールが屈腱炎。。。損傷率もかなりのもの。。。さすがに引退かな。。。残念にもほどがあります。。

静寂さん

損傷率35%は、もう絶望的な損傷率だね。
20%を超えると即引退レベルらしい。
なので、おそらく未出走引退という流れになりそうだね。。。

美和

一口馬主ポートフォリオ内では1/200と、少しだけ割合が大きくて、期待していた一頭ですよね。

静寂さん

そうだね。
現2歳馬、20年度産駒は元々出資頭数も少なくて、かなり絞って出資したつもりだったんだよね。
しかし裏目に出まくってるね。
ウルトラブラックの骨折、オールズフェアの骨片除去手術、そして、カノンドールの屈腱炎。
出資頭数が6頭だから実に50%の3頭がけがをしたってことになる。
ちょっと散々な状態といえるよね。。

閑話休題~来年も現役続行できそうな古馬たちを考えてみる~

美和

来年クラシック世代となる20年度産駒の頭数が純粋に減るのはちょっと痛いですよね。
23年度、当ポートフォリオで現役を続けていそうな馬はどのくらいるのでしょうか?

静寂さん

23年となって、現役を続けていそうな馬という意味では、現4歳馬のラヴォラーレ、ロンコーネは、怪我をしない限りはたぶん来年も現役続行するだろう。というか来年は大きなところを期待したい2頭だね。

美和

ブレイブライオンは療養中ですが来年には復帰してきそうですね。
まあ口数も小さいのでカウントしなくてもいいレベルかもしれませんけど。
それ以外には地方馬の2頭、フォルティウスとオンヴァガニエ。
フォルティウスは今の成績なら来年も続行でしょう。
オンヴァガニエは次戦も惨敗するようなら、引退の可能性もありますし、ほかの地方行きの可能性だってありそうですね。
考えてみたらオンヴァガニエについてはあと1勝すればJRAに戻ることだって考えられるんじゃないでしょうか。

静寂さん

現3歳の19年度産駒は、勝ち上がっている馬でいえば、メッセージソング、イエヴァンポルッカ、エメヴィベール。この3頭については少なくとも来年は現役続行で年を明かすことになるだろうね。
ただ、今後の競走成績次第では夏を待たずに引退の可能性はあるね。来年の2歳馬、2021年度産駒の入厩のタイミングと同時に引退宣告されてもおかしくないかもね。
現状では3頭ともに1勝Cで攻め切れていない感じだからね。
こんなレースが続くとやばいよね。

美和

現在未勝利ながら格上挑戦で勝ち上がりを目指しているカルトゥーシュとケリーズノベルです。
カルトゥーシュは前走格上挑戦の1勝Cで悔しい3着という実績があります。相手関係に恵まれれば勝ち上がれそうな気配です。
ケリーズノベルは前走未勝利戦で3着という実績を残し、格上挑戦で勝ち上がりを目指すことになりました。
こちらはダートの長距離戦への挑戦となりそうで、もともと相手関係が薄い適性と考えられるため期待が持てそうですね。
この2頭は年内に勝ちあがれるかどうかが来年の現役続行への鍵になりそうです。
どちらか1頭でも残ってくれたらいいのですが。。

静寂さん

そして来年クラシック世代となる現2歳馬20年度産駒だ。
現在デビューは2頭。まだ勝ちあがりした馬はいないね。
デビューした2頭はミラクルキャッツとジークシュベルトだ。
ミラクルキャッツは2戦して前走は3着という結果に。
3着時の4着との着差が5馬身あったので、さすがに順番は回ってきそうな感じだね。
そして、ジークシュベルトはデビュー戦3着と通用することをわからせてくれた。
ただ、昨年も、インパクトベースンやフィニッシュムーヴなんかは新馬戦で4着、2着と目途が立ったと思われていたのに、勝てなかった。
なので、2頭とも勝ち上がりについて軽視してはいけないね。
出来れば2歳のうちに勝ち上がってくれればうれしいんだけどね。

美和

そして、怪我もなく乗り込んできているのがダオラダオラです。
ちょっと気性的な面で不安は残りますが、現状ではフォルティウスほどでもなさそうですねｗ
年内にデビューできそうな感じには見えますね。

静寂さん

オールズフェアとウルトラブラックは春の段階で怪我をしてしまった2頭だ。
オールズフェアはやっと乗り込みを再開して、15-15程度の調教までたどり着いてきた。
九州育成なので本来は夏の小倉でデビューしたかったところなのだろうけども、かなわなかったね。
それでもそろそろ入厩の声が聞こえてきてもおかしくないような段階かと思ってる。
ウルトラブラックは順調に乗り込んでいたんだけど、突然の骨折。
現在もまだウォーキングマシンレベルの療養だね。
年内デビューはちょっと厳しそうで、新馬戦デビューできるかどうかのはざまだね。
と、ここまでは、来年も続行できそうな馬たちだ。

美和

来年続行できないだろうと考えられるのは、まず、カノンドールですね。
まだ結論はクラブから出ていない段階の話ではありますが、損傷率35%の屈腱炎は致命的です。
さすがに引退でしょう。療養開けも1年以上先になりそうですから未勝利戦のあるうちに復帰するのも難しいです。
あるとしたら再ファンド前提の地方行きですが、さすがにそうなったとしても事態を選ぶのが賢明かと思われます。
そしてもう一頭はフィニッシュムーヴです。
現在引退したわけではありませんが、当ポートフォリオとしては再ファンドを辞退しましたので来年の続行はポートフォリオ内ではないことになります。

静寂さん

さすがに現2歳馬は大きな怪我でもしない限りは来年は現役続行だろうけども、もともとの出資頭数が少ないからね。カノンドールが今の時点で引退してしまうのはやっぱり痛いよね。
日本の競馬番組の中心は3歳クラシックロードであり、未勝利戦があるのは3歳の夏までだ。
3歳馬なら来年の夏までは何かしらのレースに出走するチャンスが大いにあるわけだが、その3歳馬が少ないとなるとね。。古馬の条件戦馬がたくさん残ってくれないと厳しいよね。そして、それは23年じゃなくて24年の方がやばくなるよね。
ロンコーネやラヴォラーレは24年になれば6歳だ。さすがにこのくらいになってくると残っているかどうかは微妙になってくるからね。
仮に大きなところを何度か勝てるようなら、種牡馬入りの目が出てくるので引退が早まるかもしれないしね。
ほかの1勝C馬たちについては、わかりやすくて23年に勝てないようならたぶん引退になるだろう。
ライオンの馬の場合は地方に行く可能性があるが、地方でも南関以外なら獲得賞金を考えるとほぼいないのと同義になっちゃう。
で、現状で来年1年の間に勝ちあがれるほどの期待をしたい馬がいるかと言われると、ちょっとこれも微妙なんだよね。
そうなると、20年度産駒の現役頭数が少ないことで、24年度の現役古馬が22~23年度と比べると半減以上する可能性もあるよね。下手したら古馬が2頭とか、そんな可能性だってある。

美和

うーん。ちょっと怖いですねw
21年度産駒の頭数を少し考慮したほうが良さそうなのと、現3歳馬たちの活躍に期待していくしかなさそうですね。
なんとか頑張ってもらいたいものです。

カノンドール近況~2022.09.29~引退決定 | 日曜日の静寂

カノンドール引退が決定しました。今後は乗馬ということです。未出走引退は私は初めての経験です。何とも言えない寂しさがありますね。