12月。
日本競馬は1年の集大成のレースが目白押しです。
デビューいやーの2歳馬には、朝日杯FS、阪神JF、そしてホープフルSとG1が3つ、ダート戦線はチャンピオンズCそして地方交流東京大賞典があります。
暮れの大一番有馬記念があり、障害は中山大障害が待っています。
最後の大一番で引退する古馬もたくさんおり、今年でいえばやはり障害のレジェンドホース・オジュウチョウサンが中山大障害をもって引退することが決まっています。
年が明ければ競走馬たちは1歳年齢を重ねることになります。
2歳はクラシックシーズンとなる3歳になり、本年クラシックシーズンだった3歳は4歳となって4歳以上の古馬勢に組み入れられます。
地方所属馬~年明けのクラス編成でどのクラスに行くのか??~
JRAのクラス編成は基本的に、JRAレースの通算勝利数でクラスを決めています。
新馬・未勝利戦(格上挑戦で1勝Cを1度勝ったものも含む)を勝って1勝している馬は1勝C、1勝Cも勝ってトータル2勝している馬は2勝Cと、勝鞍でクラスが決まっています。
地方競馬は勝鞍ではなく総獲得賞金でクラスを分けています。
競馬場によってクラスの条件(賞金額)は違いますが、総獲得賞金が〇〇円以下はこのクラス、〇〇円を超えて▲▲円以下まではこのクラス。。。という風に定められています。
なので、勝っていなくても、入着賞金が積みあがって昇格することもあります。
そして、そのクラスは半年に一度、年齢によってクラス条件が変更され見直されることになります。
年齢を重ねるほどクラス条件の獲得賞金が上がっていくので、現行クラスから降格する可能性があります。
4歳後半はB2級だった馬が5歳となり、5歳前半の場合は、総獲得賞金条件がわずかに上がるため、同クラスの条件に合わなくなり1クラス下がる。みたいなことがおきます。
ちょっと前までのJRAも、同じようなクラス編成をしていたのですが、その結果、降級して格下クラスに落ちて、そこでのんびりと掲示板に乗る程度の走りをしてまた次のクラス編成時期にちょろっと勝ちあがるそしてまた降級して...
みたいなことを繰り返す馬もよくいたと聞いています。
当時のJRAの場合昇級条件は本賞金(1着になったとき(重症の場合は2着まで)の賞金)で加算されていたので、勝たなければ現行クラスで走れるというのもあって、わざと2着を繰り返すみたいなことも言われたこともありました。
競走馬は経済動物なんて言われますがそうです。勝ち上がってその後は好走できなくなる上位クラスにいるより、力の違う下級クラスで2着、3着を繰り返して賞金をもらうほうがよほど収入がいいですから。
そういうことがあったことと、そのために、3勝C・オープンクラスの馬が少なくなったり力関係が下の馬が上に上がってしまっていたりすることもあったようです。そられも含んで防ぐ目的もあって、勝鞍で条件を付け、降級制度がなくなったらしいです。
地方の場合、そうもいっていられない事情もありますし、なにせ下級クラスの賞金が小さいため、降級したら雀の涙のような賞金になってしまいます。だから、勝ちあがっていきたい心情はJRAのそれとは全然違うわけです。
フォルティウス

この時点では獲得賞金は370万円程度。次のレースを勝ったとしてもおそらく500万程度ですね。

C1級の5歳前半は、700万以上となっているね。
このままだとC2クラスに降格になるのかもしれないね。
ただ、名古屋から移籍した時にC1クラスに編成されているんだよね。
もともと獲得賞金だけで見てもC1にいきなり組み入れられる賞金ではないからね。
移籍してきた場合何か別のルールがあるのかもしれないけど。素直に獲得賞金だけを見ればC2に行く可能性が高いかな。




そうなると、2~3勝、あっという間にしてC1にはすぐ戻ってくるだろうね。
こちらにしたら楽に勝たせてもらえるから今のフォルティウスなら降格もありがたい話だよ。
だって、C1でも前走は、ある意味強かったからね。C1クラスは十分通用するクラスでB級くらいまでは余裕で行けそうだからね。
だから、賞金を積み増せるだけありがたい話だよ。

ただ、当然出世もしてもらいたいですよね。

B級になってくると一着賞金も200万くらいになってくるからね。
このくらいの賞金になってくるとほんとありがたいよね。
預託料は多少JRAより安い南関東で、月に1~2走、安定して走ったうえに勝ち負けを繰り返してくれるんなら、ありがたいよ。
フォルティウスみたいな馬なら、もう2~3頭南関東にいてくれても有り難いよなぁなんて思ったりした。

そんなフォルティウスですが、12/7に出走を予定しています。

精神的にはカリカリしているので、少し間をあけて冷静にさせてからの出走ということらしい。


おかげでずっとほとんど強めの調教をしていない状況だけどねw
だから、レースの数を使ってレースで鍛えていくしかないんだと思うんだよ。
名古屋時代ほど危険な感じではなくなっているっぽいけど、もうちょっと落ち着いてこないと上位クラスで通用しないなんてことも出てきそうだよね。

この状態で芝の中距離に出るとしたら...
A1級、要は大井のトップクラスまで登ったうえでJRAの芝の重賞、ローカルの中距離G3とかでしょうか。
あとは、盛岡競馬場の芝のレースでしょうか。
OROカップ。A1まで行っていれば出ることはできますね。

もし頭打ちになったら、その時JRAへ復帰したうえで芝の中距離戦線へのチャレンジなんて言うもの可能かもしれないしね。


なんとか勝ちきって、年内もう1走、もう1勝というのが目標だよね。




勝つなら勝で勝ち方を求められるだろうね。
余裕がある勝ち方をしてくれればいいんだけどね。


まあ間違ってないと思うけども。
さて、年内あと1勝できればいいんだけどね。

フォルティウスが2022年のラストレースになりそうですね。


最後を勝利で飾ることができてよかったですね。

B級上位くらいまでは行けるだろうと思っているので、どんどん出世していってほしいね。